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パタヤのソイ6に行ってみたいけれど、「いくら持って歩けばいいのか」がどうしても分からない——。ゴーゴーバーの解説記事は山ほどあるのに、ソイ6だけは相場の書き方がバラバラで、あるブログは合計1,400バーツ、別のサイトは3,000バーツ超と、平気で倍以上ズレています。財布に何バーツ入れて出ればいいのか決まらないまま、出発日だけが近づいている人は少なくないはずです。
先に答えを出しておくと、ソイ6のショート1回の総額は1,600〜3,300バーツ(約7,500〜15,500円)、中心は2,000〜2,500バーツあたりに落ち着きます。金額がブレて見えるのは、支払いが「自分の飲み物」「バーファイン(部屋代)」「女性へのチップ」という別々の3つに分かれていて、記事ごとにどこまで数えているかが違うからです。
この記事では、2026年8月時点で確認できる日本語・英語の現地系情報を突き合わせ、バーツ建てのレンジが一致した部分だけを7項目の内訳に分解しました。そのうえで「見るだけ」「ショート1回」「ロング1回」の3パターンで総額を試算しています。当日いくら現金を用意すべきか、どの項目で財布が開くのかを、出発前に数字で決められる状態にするのがこの記事のゴールです。
ソイ6の相場は「ショート1回1,600〜3,300バーツ」が基本線
いきなり結論から書きます。2026年8月時点のソイ6は、ビールを1〜2杯飲み、女性にレディードリンクを1〜2杯おごり、バーファインを払って2階の部屋に上がる——という一番よくある流れで、合計1,600〜3,300バーツ(約7,500〜15,500円)です。真ん中を取るなら2,000〜2,500バーツ(約9,400〜11,800円)を見ておけば、ほとんどの店で足ります。
円換算は1バーツ=4.7円で計算しています。これは2026年8月の実勢に近いレートで、直近1か月では4.65〜4.90円のあいだで動いていました。渡航直前には楽天証券のタイバーツ/円チャートなどで最新値を見て、自分で掛け算し直してください。バーツ建ての金額は数年単位で上がっていますが、円換算はレート次第で1割前後動きます。
なお、この記事の数字を作るときに一番はっきり見えたのが「日本語の情報と英語の情報でバーファインの相場がズレる」という事実です。日本語圏の現地ブログは400バーツと書くことが多く、英語圏のガイドは500〜700バーツと書きます。どちらかが間違っているというより、改装済みの新しい店・外国資本の店ほど高く、昔ながらの小さな店ほど安いという店ごとの差が、参照している店の違いとして出ているとみるのが自然です。だから相場は1点で覚えず、幅で覚えるほうが現地で困りません。
そもそもソイ6とは?ゴーゴーバーとの3つの違い
相場の話に入る前に、ソイ6という通りの構造を押さえておくと数字の意味が分かります。ソイ6はパタヤのビーチロードから東へ延びる短い通りで、両側に小さなバービア(ビアバー)が数十軒並んでいます。ウォーキングストリートのゴーゴーバーとは、料金の組み立てから違います。
違い①:昼から開いていて、夜より安く動く時間がある
ゴーゴーバーの多くが夜スタートなのに対し、ソイ6の店は昼過ぎ、だいたい13時前後からシャッターを開けます。閉店は0時〜1時ごろで、営業のピークが早いのがこの通りの特徴です。「夜遊び」という言葉のイメージより、実際はかなり明るい時間から動いています。
違い②:店の2階が部屋になっている
ソイ6の店の多くは、1階がバーカウンター、2階がショートタイム用の個室という造りです。ゴーゴーバーのように別のホテルへ移動する必要がないので、移動費とホテルのジョイナーフィー(同伴料)がまるごと消える——これがソイ6の総額が安く見える最大の理由です。逆に言えば、部屋代にあたるバーファインは必ず店に落ちます。
違い③:ステージがなく、会計がシンプル
ゴーゴーバーにあるステージやショーがソイ6にはありません。席料・ショーチャージの概念がないぶん、伝票に載るのは「自分が飲んだもの」「相手に出したもの」「バーファイン」の3種類だけです。会計を数える難易度は、パタヤの夜遊びの中ではかなり低い部類に入ります。
ソイ6の相場を決める内訳7項目【2026年8月時点】

ここからが本題です。ソイ6で財布が開くタイミングは7つしかありません。逆に言えば、この7つを覚えておけば、伝票を見た瞬間に「合っている/おかしい」が判断できます。
①入店料・チャージ:0バーツ
ソイ6のバービアに入店料はありません。席に座って何も頼まずに立ち去ることも、制度上は可能です。ただし座れば必ず「何飲む?」から始まるので、実質的には次の②から課金が始まると考えてください。
②自分の飲み物:1杯60〜90バーツ(約280〜420円)
タイのローカルビールが60〜90バーツ、スピリッツ系のスタンダードな1杯で100〜140バーツ(約470〜660円)が目安です。日本の居酒屋より安く、ホテルのバーよりはるかに安い。ここで節約する意味はほとんどないので、1〜2杯は普通に頼んでかまいません。
③レディードリンク:1杯120〜200バーツ(約560〜940円)
隣に座った女性に出す1杯です。ソイ6では120〜200バーツが標準レンジで、これがそのまま女性側の歩合になります。ここが総額を最も膨らませやすい項目で、話が弾んで3杯4杯と重ねると、それだけで600〜800バーツ(約2,800〜3,800円)が乗ります。話すだけで帰る予定なら1杯、上に行く前提なら1〜2杯で十分です。
④バーファイン(部屋代):400〜700バーツ(約1,880〜3,290円)
2階の部屋を使うために店へ払うお金で、女性への支払いとは完全に別です。前述のとおり日本語圏では400バーツ、英語圏では500〜700バーツという記載が多く、高級路線の店では800〜1,000バーツを取るところもあります。店に入る前、あるいは座って最初の1杯の時点で「バーファインはいくらか」を聞いておくのが唯一の防御策です。
⑤女性へのチップ(ショート):1,000〜2,000バーツ(約4,700〜9,400円)
女性本人に渡すぶんです。日本語圏の現地情報では1,000バーツ、英語圏のガイドでは1,000〜1,500バーツというレンジがよく出てきます。一方で、改装された新しい店や外国資本の店では1,500〜2,000バーツを提示されるケースも報告されています。この項目だけは事前に本人と数字を合わせておかないと、後から揉める確率が跳ね上がります。
⑥ロングにした場合:2,000〜3,000バーツ(約9,400〜14,100円)
朝までのロングタイムは2,000〜3,000バーツが目安で、ショートのおよそ1.5〜2倍です。ただしソイ6の2階の部屋はショート前提の造りなので、ロングの場合は自分のホテルへ移動するのが一般的になります。そうなるとホテル側のジョイナーフィーが別途かかることがあり、ソイ6の「移動費ゼロ」という利点が消えます。ロングとショートで何がどう変わるのかは料金5段階で比較した記事にまとめてあるので、迷っている人はそちらもどうぞ。
⑦見落としがちな周辺費用:50〜300バーツ
バイクタクシーやソンテウの移動が1回20〜100バーツ、水やタバコの買い足しで数十バーツ、店を出るときの心付けで100バーツ前後。単体では小さいものの、1晩積み上げると200〜300バーツ(約940〜1,410円)になります。予算を組むときは「7項目目として300バーツ」を最初から足しておくと、現金が足りなくなる事故を防げます。
| 項目 | 目安(バーツ) | 円換算(1B=4.7円) |
|---|---|---|
| ①入店料 | 0 | 0円 |
| ②自分の飲み物(1杯) | 60〜90 | 約280〜420円 |
| ③レディードリンク(1杯) | 120〜200 | 約560〜940円 |
| ④バーファイン | 400〜700 | 約1,880〜3,290円 |
| ⑤ショートのチップ | 1,000〜2,000 | 約4,700〜9,400円 |
| ⑥ロングのチップ | 2,000〜3,000 | 約9,400〜14,100円 |
| ⑦周辺費用(1晩) | 50〜300 | 約240〜1,410円 |
ソイ6の総額シミュレーション3パターン
7項目を実際の遊び方に当てはめると、総額は次の3つに分かれます。自分がどれに近いかを決めてから両替すると、現金の持ち歩き量を最小にできます。
| パターン | 内訳 | 合計(バーツ) | 円換算 |
|---|---|---|---|
| A:飲むだけ・見るだけ | ビール2杯+レディードリンク1杯 | 240〜380 | 約1,100〜1,800円 |
| B:ショート1回 | ビール1〜2杯+LD1〜2杯+バーファイン+チップ | 1,580〜3,280 | 約7,400〜15,400円 |
| C:ロング1回 | ビール2杯+LD2杯+バーファイン+ロング | 2,760〜4,280 | 約13,000〜20,100円 |
Aの「飲むだけ」が1,100〜1,800円で成立するのがソイ6の面白いところで、日本のチェーン居酒屋1軒分より安く1〜2時間過ごせます。逆にCまでいくと2万円が見えてくるので、1泊の予算を決めるときはA・B・Cのどれを何回やるかで組むのが現実的です。
相場が上下する4つの条件

同じソイ6でも、同じ金額にはなりません。上下する要因は大きく4つです。
条件1:時間帯。英語圏のガイドでは「夜が更けるほどバーファインが下がる傾向がある」と整理されています。店側からすれば、閉店間際まで残っているより連れ出してもらったほうがいいという構造なので、理屈としては通ります。逆に開店直後の13〜17時は在籍が少なく、選択肢が狭いぶん値引き余地も小さくなります。
条件2:シーズン。11〜2月のハイシーズンは客が多く、値引き交渉が通りにくくなります。5〜9月の雨季は逆に緩みやすい時期です。航空券と宿が安い時期は現地の相場も緩む、と覚えておくと分かりやすいでしょう。
条件3:店のグレード。これが一番効きます。内装を新しくした店、外国資本が入っている店ほど、バーファインもチップも1.5倍前後まで上がります。外から見て明らかにきれいな店は「高いほうの相場」で見積もってください。
条件4:最初の一言。金額を確認せずに座り、確認せずに2階へ上がった場合、提示されるのはその店の上限値です。逆に「バーファインいくら?」「ショートいくら?」を先に聞いた時点で、その数字が基準になります。交渉というより、基準線を自分から引くかどうかの違いです。
相場からズレたときに損しない3つの動き方
提示額が上のレンジを超えていたら、次の3つで対処します。
①その場で伝票を全部読む。飲み物の杯数、レディードリンクの杯数、バーファイン。この3つの内訳が分かれて書かれていなければ、分けて書いてもらいます。合計だけ書かれた紙は確認のしようがありません。
②「高い」ではなく「聞いていた額と違う」と言う。値段への文句は言い合いになりますが、事前に聞いた数字との差の話なら事実確認で済みます。だから座って最初の1杯の時点で数字を聞いておくことに意味があります。
③合わなければ、上がらずに帰る。ソイ6には数十軒の店があり、隣に行けば相場は元に戻ります。1軒に固執する理由はまったくありません。会計まわりのトラブル全般については、ゴーゴーバーのぼったくり対策と会計術をまとめた記事で防ぎ方を細かく整理しています。
宿と通信で総額は1〜2割変わる
ソイ6の相場そのものより、実は「その周辺」で総額が動きます。1泊あたりで見ると、宿と通信の選び方で1〜2割は簡単に変わります。
宿はソイ6徒歩圏に取ると移動費がゼロになる
ソイ6はビーチロード沿いなので、セカンドロードからビーチロードのあいだに宿を取れば、深夜でも歩いて帰れます。バイクタクシー代が1晩で100〜200バーツ浮くうえ、酔って帰るときの安全度がまったく違います。逆に北パタヤや山側に安宿を取ると、往復の移動費と時間で差額が消えます。
「安さより、深夜に歩いて帰れる距離を優先したい」という人は、先にビーチロード周辺の宿から押さえてしまうのが早いです。
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通信がないと配車も地図も止まる
パタヤの移動はGrab(東南アジアの配車アプリ)が主役で、これはネットがないと呼べません。地図も、店の口コミも、相場の確認も全部オンラインです。空港でSIMを買う手もありますが、深夜着だとカウンターが閉まっていることがあり、そこから交渉不利な状態でタクシーに乗ることになります。
デメリットも書いておくと、eSIMは対応端末が必要で、古いAndroid機や一部のSIMフリー機では使えません。自分の機種が対応しているか分からない人は、無理せず現地SIMかWiFiルーターにしたほうが安全です。端末がeSIM対応で、着いた瞬間から地図と配車を使いたい人には、日本で設定を終えられるトリファ(trifa)が向いています。
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金額の前に押さえる安全と健康のライン
相場の話に慣れてくると忘れがちですが、ここを外すと数千バーツの節約が一瞬で吹き飛びます。
まず現金は、その日に使うぶんだけ持って出ます。パスポートは原則ホテルのセーフティボックスに置き、コピーか写真だけを携帯するのが基本です。渡航前には外務省 海外安全ホームページでタイの最新の注意情報を必ず確認してください。デモや治安の情報は年単位で変わります。
もうひとつが性感染症です。相場を1,000バーツ削ることより、帰国後の検査と治療にかかる時間と費用のほうがはるかに大きい。避妊具は自分で用意し、現地で買わない前提にしておくのが確実です。タイの夜遊びでやるべき性病予防と帰国後の検査は別記事で7項目に分けているので、渡航前に一度目を通しておくことをおすすめします。
ソイ6の相場についてよくある質問
Q1. ソイ6は初めての一人でも入れますか?
入れます。むしろパタヤの夜遊びスポットの中では一人客の比率が高い通りです。店が小さく、入店料もなく、合わなければすぐ出られる構造なので、初回の練習台としては入りやすい部類に入ります。ただし明るい時間帯のほうが通り全体の見通しがよく、初回は17〜20時ごろが動きやすいでしょう。
Q2. 相場より高い金額を言われたらどうすればいいですか?
上の「損しない3つの動き方」のとおりで、伝票の内訳を分けて出してもらい、事前に聞いた数字との差として話し、それでも合わなければ2階に上がらず店を出ます。ソイ6は隣に店がある通りなので、1軒で粘る必要がありません。
Q3. クレジットカードは使えますか?
ソイ6のバービアは現金前提と考えてください。カードが使える店でも、店側の手数料上乗せや不利なレートでの円建て決済が乗ることがあり、結果的に割高になります。1晩ぶん、パターンBなら3,000〜3,500バーツを目安に現金で持つのが安全です。
Q4. 昼と夜で相場は変わりますか?
飲み物の値段は基本的に変わりません。動くのはバーファインとチップの交渉余地で、深夜に近づくほど緩みやすくなります。ただし深夜は選択肢そのものが減っていくので、「安いが選べない」「高いが選べる」のトレードオフだと考えるのが正確です。
Q5. チップは7項目とは別に必要ですか?
制度としては不要です。ただし店を出るときにスタッフへ20〜100バーツ程度を置く人は多く、⑦の周辺費用にはその想定を含めています。義務ではないので、サービスに納得したときだけで問題ありません。
まとめ:ソイ6は「内訳を知っていれば安い」通り
ここまでの内容を振り返ります。
- ソイ6のショート1回の総額は1,600〜3,300バーツ(約7,500〜15,500円)、中心は2,000〜2,500バーツ
- 財布が開くのは7項目だけ。うちレディードリンクとバーファインとチップが総額の9割を決める
- バーファインは日本語情報で400バーツ、英語情報で500〜700バーツ。店のグレード差が原因なので幅で覚える
- 飲むだけなら240〜380バーツ、ロングまでいくと2,760〜4,280バーツ。A・B・Cのどれを何回やるかで1泊の予算を組む
- 相場を動かすのは時間帯・シーズン・店のグレード・最初の一言の4つ
- 宿を徒歩圏に取り、通信を先に確保しておくと総額が1〜2割変わる
やることは1つだけです。店に座って最初の1杯を頼んだら、その場で「バーファインいくら?」「ショートいくら?」と聞く——これで7項目のうち金額の大きい2つが確定し、この記事の数字がそのまま自分の予算表になります。
ソイ6単体ではなく、パタヤ滞在まるごとの予算を先に組みたい人は、下記の記事で1泊の総額と節約ポイントを整理しています。



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